(文化庁委託)美術館における認知症当事者や自閉症当事者を対象にしたプログラム実態調査を実施しました。
終了した事業

(文化庁委託)美術館における認知症当事者や自閉症当事者を対象にしたプログラム実態調査を実施しました。

 アーツアライブは、2021年に全国の主な美術館212館対象に、認知症当事者と家族対象プログラムと 自閉症対象プログラムについての実態調査の為のアンケートを実施しました。 コロナ禍にも関わらず21館(有効回答率10%)より回答を頂きました。 

アンケートの集計結果概要は以下のとおりでした。 
既に実施している美術館は一館のみでしたが、今後実施希望の美術館は回答館の77.8%に上り、実施できない理由の半数は、やり方がわからないということでしたので、今後、ARTRIPのような認知症当事者の方との対話型感想などのやり方を知れば、実施希望の美術館が多いことに希望を感じました。 アンケートの結果、合計8館で認知症当事者対象の対話型鑑賞ARTRIPの実践と 一般の方対象の認知症の方とアート、美術館に関するプログラムを実施することができました。(緊急事態宣言が出ていた時はオンラインで行いました)

実施希望がある 77.8%、 現在実施している  15.8%、 
実施できない理由    人手が足りない(31.8%)、予算がない(26.3%)、方法がわからない(52.6%)
今後の実施希望ある (77.8%)  

関連URL   https://artsalive.exblog.jp/29580918/

アーツアライブはコロナが収まった今年度、アンケート対象館を405館に増やし、より充実した内容のアンケートの実施と、12館の美術館でのアートリップの実践とセミナーの開催を予定しています。ご興味のある美術館関係者はご連絡ください。

*本アンケートは令和3年度の文化庁委託事業(障害者による文化芸術活動推進事業(文化芸術による共生社会の推進を含む)の委託事業
《認知症高齢者、その家族、介護者による対話型鑑賞事業》の一環で実施いたしました。 

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