アートリップが読売新聞の記事になりました。
認知症当事者対象の対話型鑑賞プログラム ARTRIPが2月14日付け読売新聞朝刊(社会保障面)「認知症ポジティ部」に掲載されました。
昨年11月に8年前より毎月ARTRIPを実施させて頂いている グループホームたんぽぽの郷でのアートリップを取材していただき、本日記事として掲載されました。 今回の記事のタイトルは『朗読、絵画で感情刺激』感動、共感、満足感味わう。
アートリップのほか、演劇情動療法が紹介され、両プログラムを歓喜的情動療法の観点から高く評価されている仙台富沢病院の藤井昌彦先生のインタビュー記事も掲載されています。
アーツアライブは文化庁の委託事業で2021年に同病院の入院患者16名を対象にアートリップを実施しました。その時に先生方がプログラムの効果指標に使用されている歓喜的情動指数を計測したところ、何と、アートリップがこれまでのあらゆるプログラムの中で最高値を記録しまました。「アートリップこそが、歓喜的情動療法です。」と言っていただきました。特に評価されたのは、アートリップでは同じ絵画を15-20分見続ける、つまり絵が動かないことが素晴らしい、つまり、同じものがいつも目の前にあるから、それがいい、また、物語の流れを理解できない重度の患者さんも視覚情報により刺激をうけることができると評価していただきました。
アーツアライブではアートリップの目的を参加者の方の「笑顔」にしています。これからも多くの笑顔が見れるようにアートリップを届けていきます。